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文集「読書のよろこび」第43号
本との出会いによって
渡島学校図書館協議会会長  熊 谷 一 英
 平成19年度渡島青少年読書感想文コンクール入賞作品集「読書のよろこび」を発刊することができました。

 今年もまた、渡島館内の小・中学校の皆さんから、たくさんの作品を応募していただきました。そして、指導して下さった先生方、この事業を応援して下さった関係者の皆様に心から御礼と感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 現在、テレビ、ビデオ、インターネット、携帯電話等の様々な情報メディアの発達・普及により、子どもの生活が少なからず変化してきているようです。たとえば、放課後のほとんどの時間をテレビゲームに費やす傾向にある子どもの実態が報告されています。また、本や新聞を読まない、文章を書かない世代が増えている傾向にあるようです。このような状況の中で、子どもの「読書離れ」、さらに「国語力の低下」「日本語の危機」などが指摘されております。

 一方では、「朝の読書」などを続けることによって、遅刻が減り、授業にスムーズに入れるようになった高校生や気持ちが落ち着き、授業中に立って歩く子がいなくなった小学校があるとのことです。読書にはいろいろな作用があるようです。
 
 さて、児童生徒の皆さん、本との出会いにより、数えきれないほどの人の生き方を知り、知らない世界へ飛び込んでいくことができます。それは、皆さんにとって、大きな感動として受け止められるでしょう。本を読むことの楽しさを知り、そして、自分の在り方や生き方を考えることのできるもの、それが読書なのです。本から受けた多くの感動、そして、知識は知恵へと高まり、皆さんのこれからの生活に「生きる力」を注入し続けてくれることでしょう。

 皆さんが、読書によって得た多くの世界・知識にただ感動するだけで終わるのではなく、書くことによって読んだことが整理され、自分で確かめることができます。読書感想文を書くことは、感性を磨き、思考力を高め、表現力をつける貴重な活動であると思います。そして、コンクールに応募してくれた皆さんは、自分を変え、世界を変えてくれたものと思っております。皆さんが、多くの本と出会い、心を豊かにし、知識を広げ、夢を育てていくことができる人間に成長することを願っております。

 そして、これからの渡島管内の各小・中学校において、読書好きな子どもたちが一人でも多く増えて、深く考え、広く考え、書いた人の分身が生き生きと表現されている作品を応募していただくことを期待しております。
<2007年11月23日発行「文集 読書のよろこび 第43号」巻頭言より>
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文集「読書のよろこび」第42号
平成19年度読書感想文コンクール入賞作品
平成19年度読書感想文コンクール入賞作品2