文集「読書のよろこび」第42号 | ||||
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〜平成18年度読書感想文コンクール入賞作品〜 | ||||
2006年11月23日発行 | ||||
※順次、作品を載せていきます。 | ||||
小学校低学年の部 | ||||
渡島教育局長賞(北海道立図書館長賞) | ||||
どんなかんじかわかったよ | ||||
山越小2年 木村 圭吾 | ||||
ぼくは、今までかんそう文を書いたことがない。自分には書けるような気がしなかった。 でも、この本を読んでいるうちに、いつのまにかぼくは、ひろみくんみたいに「どんなかんじかなあ。」って、いっしょに目をつぶったり、耳をふさいでみたり、「もしもお父さんやお母さんがいなかったら…。」と考えてみたりしていた。そうしながらぼくは、この本をもう何十回も読んで、いろんなことをかんじた。びょう気のこと、けんこうのこと、お友だちのこと、しんだおじいちゃんのことなんかも。それで、かんそう文を書きたくなった。 この本を読んでいた時、お母さんがおつとめしていたころのお友だちに、口がきけない人がいたと聞いた。その人は頭がよくて、お母さんが思いつかないようなことも考えれる人だったそうだ。ぼくは(すごい。)と思った。 しんだおじいちゃんが小学校の先生をしていたことは前から知っていた。だけど、足がわるくて、ぎ足をしていたり、車いすにのったりしていたことは、この前、お母さんから聞いてはじめて知った。おじいちゃんは足がいたくても、ねつが出ても、子どもたちに会いたいから休まないで学校に行っていたと聞いた時、ぼくは(おじいちゃんは本とうにがんばりやさんだったんだ。)と思った。 ぼくはこの本を読むまでは、しょうがいのある人たちは、いつもすごくつらくて大へんだと思っていた。でも、この本の中のお友だちはみんな、ちっともつらいようすをしていなかった。みんな、けんこうなぼくよりふしぎなパワーをもっていた。まりちゃんは目が見えない分、耳をつかっていた。さの君は聞こえない分、目を、ひろ君は体をうごかせない分、頭をつかっていた。りょう親がいないきみちゃんは、心をいっぱいつかっていた。 ぼくは、ぼくのこのけんこうな体をいっぱいつかって、もっとがんばらなきゃと思った。 |
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渡島PTA連合会長賞(北海道議会議長賞) | ||||
こぐまくん、ひとりでがんばったね | ||||
山越小1年 岸 真綾 | ||||
はじめてこの本をよみおえたとき、なみだがぽろぽろでてきました。おかあさんぐまといもうとぐまが人げんにつかまって、一人ぼっちになってしまった子ぐまのことが、とてもかわいそうでした。ないてないて、なきつかれてねむってしまった子ぐま。なんかいよんでも、このばめんにくると、じぶんが子ぐまになったようなきもちになって、やっぱりかなしくなってしまいます。 おかあさんが、ないている子ぐまをはなさきで力いっぱいおしだしたのは、このままだと人げんにころされてしまうのがわかっているから、子ぐまだけでもたすけてあげたいとおもったからだとおもいます。 はるにうちでかっているポニーが赤ちゃんをうんだときのことを、わたしはおもいだしました。うまれてすぐにおちちをのむときおや馬はじぶんのはなさきで子馬のはなさきをおして、おっぱいにとどくようにしてあげていました。「にんげんみたいにおはなしできなくても、子どものためにちゃんとしてあげている。すごい。」とわたしはおもいました。 子ぐまがよそのくまのおかあさんにであって、かぞくにしてもらえたときは、「本とうによかった。」と、あんしんしました。でも、子どもはいまでもきっとこころの中で、おかあさんぐまをさがしているとおもいます。 「子ぐまくん、これからもがんばってね。おかあさんみたいにやさしくかしこくなってね。」と、わたしはおうえんしてあげたいです。 きょねん、うちのちかくで、くまのふんを2かいもみつけました。 「山こしでも、くまがつかまったら、ころされてしまうんだよ。」と、おかあさんがいっていました。人げんのほうからくまがすむ森にはいっていくのに、くまをつかまえるのはかわいそうです。 人げんにつかまって、くまのおや子がはなればなれになってしまうことがありませんようにと、わたしはいま、おもっています。 |
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ともしび賞 | ||||
「あかちゃんてね」をよんで | ||||
市渡小1年 磯江 歩子 | ||||
わたしのおともだちに、ゆうきくんというあかちゃんがいます。ゆうきくんのおかあさんやわたしが、ゆうきくんのめをみてわらうと、ゆうきくんもわらいます。ゆうきくんがわらうと、みんなもわらいます。そんなとき、わたしはうれしくて、ふしぎなきもちになります。わくわくしてきます。 このほんのあかちゃんはれいちゃんです。れいちゃんもにこにこしています。 れいちゃんのおへそには、へそのおがくっついています。おかあさんが、へそのおは、おかあさんのおなかのなかの「しきゅう」というおへやとつながっていた、おしえてくれました。わたしにもおへそがあります。わたしはおかあさんのくちとつながっていたとおもっていたので、びっくりしました。でも、おかあさんとつながっていたのでうれしかったです。 れいちゃんがねつをだしました。とてもかわいそうでした。 わたしもあかちゃんのとき、ねつをだしたとおかあさんがいっていました。わたしはきかんぼうなあかちゃんだったのに、てとあしをうごかさなくなったから、とてもしんぱいなきもちになった、とおしえてくれました。 いまはおおきくなったから、あまりねつをだしません。でも、けがをたくさんするようになりました。おかあさんは、「あゆこはけがばっかりしているけど、げんきがいちばん、えがおがいちばん。」といいました。わたしは、「やっぱりそういうとおもった。」といってわらいました。なんだかうれしいきぶんでした。れいちゃんもわたしみたいに、げんきにそだってほしいです。 |
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文集「読書のよろこび」第42号(平成19年度)その2 | ||||
文集「読書のよろこび」第43号(平成19年度) | ||||
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